Youtubeで音楽を 桂 銀淑

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桂 銀淑

桂 銀淑(けい・うんすく、本名同じ、1962年7月28日-)は、韓国ソウル市永東出身の演歌歌手である。ジャンルは演歌に分けられているが、曲調はいわゆるド演歌ではなく、どちらかといえば歌謡曲やバラードに分類される。独特なハスキー・ヴォイスで数々のヒット曲を飛ばし、多くの音楽賞を受賞。

身長160cm、体重47.5kg、血液型B型、最終学歴は天戸商業高校(韓国)。


1977年、高校生の時に韓国でモデルとしてデビュー。「ロッキーシャンプー」のCMキャラクターに抜擢されるなどして、2年間モデルとして活躍。1979年に韓国のソラボール・レコードより「歌って踊って」で歌手デビュー。アイドル歌手として人気を得、「待っている女心」などのヒットを飛ばす。

その後、作曲家の浜圭介に見出され来日。氏の元でレッスンに励んだ後、1985年に「大阪暮色」で日本デビュー。以来「すずめの涙」「夢おんな」「酔いどれて」「真夜中のシャワー」「ベサメムーチョ」など次々とヒット曲を連発し、数々の音楽賞を受賞。1988年、「夢おんな」で第21回日本有線大賞グランプリを獲得。同年、NHK紅白歌合戦に初出場し(歌唱曲は「すずめの涙」)、以来1994年まで7年連続出場。また、日本レコード大賞の常連にもなり、1990年には「真夜中のシャワー」でアルバム大賞を受賞。デビュー前、当時の所属事務所(第一プロダクション)の社長に「シングルではなくアルバムが売れるアーティストにして下さいと、お願いしました」と後に本人が語っているように、演歌歌手としては珍しくアルバムが好セールスとなり、「演歌は(シングルが売れても)アルバムが売れない」というジンクスを打ち破った。

1987年に発売された、浜圭介とのデュエット曲「北空港」は、数あるデュエット曲の中でも人気が高く、現在でも多くのカラオケファンに愛され、常にカラオケランキングでは上位に入っている。1992年には堀内孝雄とのデュエット曲「都会の天使たち」を発表し大ヒット、その年の紅白歌合戦では白組の堀内と紅組の桂が1つの曲をデュエットする、というそれまでにない異例の形での歌唱となった。またこの年、実業家の金榮秀(キム・ヨンス)と結婚。(1998年に離婚)

1995年から1996年にかけて体長を崩し、約1年間休業する。所属事務所とレコード会社を移籍し、1996年9月にシングル「愛ひとつ 夢ひとつ」で復帰。10月に国吉良一プロデュースによるオリジナル・アルバム「愛ひとつ 夢ひとつ」を発売、桂銀淑のヴォーカルを引き立たせたバラード・アルバムとして高い評価を得た。11月にはコンサート活動も再開。東京厚生年金会館でのコンサートが1997年1月にNHK-BS2で放送され、また、CDとビデオでも発売された。

1993年の「アモーレ~はげしく愛して~」を最後に浜圭介作品を歌っていなかったが、1998年に発表の「人魚伝説」よりゴールデン・コンビが復活、再び浜作品を歌うようになる。浜は「私にしてみれば、もう二度と彼女の作品との交流は縁遠いことと、自分自身そう決めつけていたことなので、内心驚いている次第です」と、その喜びを表現した(桂銀淑ファンクラブ会報に掲載)。同年発売された「プリーズ…」が昼ドラマの主題歌に起用され好セールスに。オリコンのランキングが好位置をキープした他にも、有線やリクエストでも人気を集めた。(有線リクエストベスト演歌2位、総合9位)

2001年より、テレビ・ラジオから姿を消し、コンサート活動に専念する。発売された新曲「あなたのそばに」もメディアでのプロモーションは行われなかった。コンサートで桂は「テレビに疲れた。今迄たくさん戦ってきた。これからはこうしてライブで直接皆さんと触れ合っていきたい」と発言。

しかし、新曲CDのリリースは途絶え、翌年からのコンサート本数も激減した。実は、それまで所属していたプロダクションと借金トラブルにより退社し、個人事務所を設立、ファンには何の知らせもなしにファンクラブは自然消滅しており、前所属事務所とのトラブルが裁判沙汰になっていたことで、芸能活動もままならない状態であったことを後に告白している。テレビなどでの露出はゼロにも関わらず、コンサートやディナーショーを開催すると確実な動員を誇っており、大ホールを満員にする程、人気の根強さを見せ付けた。

借金による裁判、そして更年期障害やうつ病に苦しんだが、前所属事務所とは和解が成立し、2006年より本格的に音楽活動を再開。東芝EMI時代のヒット曲を歌い直したアルバム「桂銀淑2006 NEW BEST」を発表する。

2007年、テレビ番組を含めメディアに積極的に出演、全国ツアーも再開。東京では初めて明治座でコンサートを開催した。トラブルを解消し、翌年は25周年、新曲にコンサートにと、順調に見えた矢先の2007年11月26日、覚せい剤取締法違反(所持)で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。桂容疑者は「自分が使うつもりだった、すみませんでした。」と容疑を認めて謝罪している。

2007年12月21日、東京地裁の即決裁判で覚せい剤取締法違反(所持)で有罪となり懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)と言い渡された。


桂 銀淑 ~花のように鳥のように~


桂 銀淑 ~アモーレ激しく愛して~




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